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SMは誰の心にも多少なりともある嗜好だと思います。
内に秘めた想いや欲求を解放できる場としてこのブログを作りました。

おぼろげな記憶を拾い集めて確かな記録に変えるために
このブログを綴っていきたいと考えています。
そして過去のM女性のおもかげを辿りながら自分を見つめたいと思います。

私なりの目指す理想のSMを求めて書き綴っていきたいと思います。
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みなさま、こんにちは。亮です。
いつも続俤陵辱譚にお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

いつも皆様の励ましをいただいて楽しくブログを更新させていただいております。
ご愛読いただいているみなさまに、この場を借りて心より御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。

今日は調教のお話をちょっとお休みしまして日記を書かせていただきます。
先日の日記にも書きましたが、最近大石圭の作品にはまっています。
大石作品の中にあるSM感や願望が私の嗜好に近いのかもしれません。

今回ご紹介する作品は『女奴隷は夢を見ない』です。
甘い鞭

『甘い鞭』の感想をmixi日記にUPした時にいただいたコメントの中に
この作品のタイトルがありました。
このタイトルに惹かれて早速読んでみました。

では、早速ネタバレありの書評を書かせていただきます。
このお話は横浜にある女性を性奴隷として競売する奴隷市場が舞台。
登場人物はここに奴隷を出品する奴隷商人の4人達。
そして、この奴隷商人に家族から売られた4人の女性達です。

作品を読み終えて一番感じたのは『幸せの判断基準の違い』でした。

物語の中心である4人の女奴隷と4人の奴隷商人。
それぞれが持つ価値観や生まれ育った環境による考え方の違いが
幸福の判断基準の違いになっているように感じられました。

奴隷として売られたのは元モデル志望の主婦、女子大生、
東欧の女性、インドの盲目女性の4人です。
この4人の女性が『横浜奴隷市場で売られる』という同じ境遇になった時
それぞれが感じる基準で幸・不幸を判断しているのです。

女子大生は普通の家庭に育ち、生活に窮した家族に売られて
奴隷となってしまうのですが、この事実を受け入れられません。
自由を奪われ不幸のどん底に落ちて泣き叫びながら逃げようとします。

これがごく一般的な『奴隷的拘束』に対する反応なのでしょう。
我々が受けた教育や育った環境から見て、奴隷的拘束は不幸なことで
ここから逃れたいt考えるのが一般的だと思います。

次に出てくる元モデルの主婦は少し違います。
この女性は奴隷を調教する教育師により価値観を変えられます。

自由を奪われる不幸を諦めて受け入れさせ、奴隷として生きることで
希望を得られるように調教されていくのです。
最後に彼女は自らを高価で売ることで自分を保とうとしたのです。

3人目の東欧の女性は家族の生活のために売られた女性です。
彼女には最初から奴隷としての立場を受け入れる覚悟がありました。
ですので、競りで売れ残った時に残念な表情をしていました。
売れることで不幸を感じる価値観に対して、彼女は売れないことに
不幸を感じていたのです。

そして、最後がインド出身の盲目の少女です。
彼女は幼い頃にインドの売春宿に売られてから転々としています。
そして過去や未来にとらわれることなく現在を必至に生きています。

奴隷商人の男が彼女に、この性奴隷から解放されるために…
『一緒に逃げよう』『一緒に死のう』と提案するのですが、
『私は生きているのが好きです。』
と、彼女はニベもなく断ってしまうのです。

彼女の幸せの判断基準の中では、売春宿に売られることで
田舎街から出ることが出来たし、田舎にいたら一生食べられないものや
一生行くことが出来ない場所にも行くことが出来た。
だから、今の生活を変えようとは思わないのでした。

私たちの幸せの判断基準とはかけ離れた世界観がそこにあるのです。

同じ『奴隷市場で売られる』という行為に対してこれだけ多様の
判断基準の違いを見ることが出来ました。

S男としてこの本を読んで、
『奴隷となる女性が幸福を感じられるように価値観を変えてあげる』
ということがいかに必要かを感じられる一冊でした。

みなさまもお時間ありましたらお試し下さい。



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コメント
この記事へのコメント
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/06/22(月) 22:14 | | #[ 編集]
むらさきさんへ
コメントをありがとうございます。

『奴隷』という響きがお嫌いですか…
人それぞれ感度や感覚の違いはあるのでしょうね。

それでも嬉しいと感じられるように感覚を変えていく。
そんな変化がこの小説では感じられました。
2009/06/28(日) 13:41 | URL | 亮 #4yLSmPWY[ 編集]
八重さんへ
こちらにもコメントをありがとうございました。

私は文章を読むのも書くのも好きなので
読書後の書評をするのは好きなんですよ。
特に、こういう私の嗜好に合う本についての書評は
楽しみながら書かせていただいています。

八重さんもお時間ありましたらお試し下さい。
大石圭作品はなかなか楽しめると思いますので。

差し支えなければお時間がある時にでも
メールやコメントをいただければ幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。
2009/07/09(木) 00:44 | URL | #4yLSmPWY[ 編集]
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2009/07/12(日) 21:58 | | #[ 編集]
八重さんへ
ご丁寧な書評をありがとうございました。
私も基本的に感じた内容は同じです。
人それぞれ感じ方が違って、それは生い立ちや環境に左右される。
ですので、本当の幸せはその人の感じ方次第なのだと考えました。

私はSとしてM女性にそういう幸福感を与えたいのです。
普通の人から見たら考えられないような行為だとしても
M女性の中には願望としてマゾヒズムがあると思うのです。

その願望を引き出して幸福感を感じてもらう。
それが私のSMをする目的でもあります。

差し支えなければ今後は下の『亮』をクリックして
メールをいただけませんか?
公開のコメントでは書けないこともたくさんあるので。

差し支えなければいろいろとお話をお伺いしてみたいのです。
ご検討ください。
2009/07/12(日) 23:20 | URL | #-[ 編集]
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